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HOME町政について町長町長挨拶(平成30年)町長成人式祝辞

この情報は【総務課】が担当しています。

法勝寺庁舎/総務課 TEL 0859-66-3112 FAX 0859-66-4806

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法勝寺庁舎/税務課 TEL 0859-66-4802

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法勝寺庁舎/町民生活課 TEL 0859-66-3114
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法勝寺庁舎/出納室 TEL 0859-66-4801

この情報は【選挙管理委員会】が担当しています。

法勝寺庁舎/選挙管理委員会 TEL 0859-66-3112

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天萬庁舎/農業委員会事務局 TEL 0859-64-3792

この情報は【南部町公民館】が担当しています。

南部町公民館 TEL 0859-64-3782

この情報は【教育委員会事務局】が担当しています。

天萬庁舎/教育委員会事務局 TEL 0859-64-3787

この情報は【健康福祉課】が担当しています。

健康管理センター「すこやか」/健康福祉課 TEL 0859-66-5524 FAX 0859-66-5523

この情報は【福祉事務所】が担当しています。

健康管理センター「すこやか」/福祉事務所 TEL 0859-66-5522 FAX 0859-66-5523

町長成人式祝辞

祝 辞

 本日ここに平成29年度南部町成人式を開催いたしましたところ、来賓各位多数のご臨席のもと、新成人の皆さま86名を迎え盛大に開催できますことは、主催者として最も喜びとするところであり、ここに厚くお礼申し上げます。

 さて、新成人の皆さん、成人まことにおめでとうございます。また今日まで愛しみ育んでこられましたご両親ご家族の皆様にも、心からお慶び申し上げる次第です。

 皆さん方はすでに社会人としてご活躍なさっておられる方や、学問にはげんでおられる方など様々な人生を歩んでおられるのでありますが、いずれも今日から成人として日本国民としての自覚をもって、権利と義務を行使し責任を背負って歩まれなければなりません。そのような皆さんの前途が夢と希望に満ちた素晴らしいものでありますように心からお祈りいたします。

 南部町は平成16年10月に西伯町と会見町が合併して誕生しましたが、今日成人を迎えられた皆さんはこの時、ピカピカの小学校1年生でした。したがって、小学校入学は旧町最後の入学生ですが、南部町最初の小学校1年生であり、9年間の義務教育を受けた最初の成人者でもあります。皆さんの成人は南部町教育の一つの節目でもあると思います。

 その南部町教育の成果として、成人を迎えた皆さんにお願いがあります。それは是非、将来結婚をして頂きたいということです。これまで町長が成人式で結婚をお願いすることはなかったと思いますが、それには理由があります。

 いま日本では、本人が求めるか求めないかに関わらず、結果として生涯独身を通す方が増えています。平成27年に行われた国勢調査によれば、50歳で1度も結婚したことのない人の割合を表す生涯未婚率は、男性23.37%で、ほぼ4人に一人。女性は14.06%で、7人に一人という結果が出ました。昭和45年の国勢調査では、男女とも2%だったことからすれば大きな変化が見られます。内閣府の調査によれば、結婚しない理由として、男性は「経済的余裕がない」、女性は「自由気ままな生活を失いたくない」という回答の割合が高く、実際に結婚している比率、有配偶者比率を所得階層別にみると、年収の低い男性と、年収の高い女性の層で未婚率が高い傾向があるそうです。さすれば、男性には雇用機会と安定収入の確保が必要であり、女性には結婚をしても安心して仕事が続けられる環境や、結婚をして家庭を持つことの楽しみを伝えることが重要だと思います。

 皆さんのこれまでの20年間は時間がゆっくり進む期間でした。しかし、これから急速に時間が経つのが早くなってきます。だからこそ、これからの10年は貴重です。とは言っても、今日の皆さんにはピンとこないと思いますが、私の言うことを信じて悔いの残らない20代を過ごして頂きたいと願っています。

 いま、地方創生が叫ばれています。「東京一極集中」を是正し、若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現すこと。そして地域の特性に即した地域課題を解決することで、皆さんが63歳をむかえる2060年に1億人程度の人口安定と経済成長力を確保しようとするものです。

 いずれにしろ人口減少は間違いなく進みますが、いかに減少を緩やかなものにし、真に豊かで成熟した社会を創り上げるかが重要です。

 そのような中で豊かさの尺度が変わろうとしています。お金一辺倒の経済至上主義から自然の中で旬のものを食し、季節の移ろいを五感で楽しむなど、人々の価値観がモノから心、量から質への転換が始まったと言われています。実際に田舎暮らしを志向する人は若い子育て世代をはじめ着実に増えています。

 南部町でも新たな動きが始まっています。今年の春に賀野地区にオープンする施設では、移住した若者が学習塾を、さらに広島で活躍する女性がジェラート工房を予定されています。世界選手権で10位になった方だそうですので、南部町で生産される梨、柿、ブドウ、いちご、いちじく、ブルーベリーなどの農産物をつかった、絶品のジェラートが作られることを楽しみにしています。

 天萬地区では空き家を利用したゲストハウスやカフェを、地域でつくるまちづくり会社で運営をしようとされています。ここにも都会から若い女性二人の移住が決まっているとお聞きしています。

 法勝寺では古くなった公民館を複合施設として建設する計画や、法勝寺高校跡地の開発計画など、若者が気軽に集える居場所づくりが現在進行しています。

 古事記にも記載された長い歴史、そして、先人達が創り上げた里地里山の風土、文化を大切にしながら、次世代が誇れるなんぶ暮らしを創造することが必要です。

 今日の変革の時代をつき動かすのは、既成概念にとらわれない皆さん方、若い世代にほかありません。どうぞ新成人の一人でも多くが南部町に残り、また将来この地に帰り、南部町の未来づくりの原動力となっていただくことを願ってやみません。そして改めて申し上げます。成人を迎えた皆さんには将来是非、結婚をし家庭を築いて頂きたい。あっという間の20代を大切にしてください。

新しき 年の初めの 初春の  今日降る雪の いや()け 吉事(よごと)

 万葉集編纂者の一人である、大伴家持が現在の鳥取市に因幡国主として赴任した奈良時代759年正月に謳ったものです。万葉集4500首の最後を飾る歌としても知られています。

 当時、雪が降り積もることは良い事を予言する事象だったそうで、どんどん降り積もる雪を見ながら、今年もこの雪のように良い事が重なりますようにと願った歌だそうです。

 新成人の皆さまの前途が「いや()け 吉事(よごと)」であることを祈念し、あわせて、ご参集の皆さまにとっても本年がよい年となりますようお祈り申し上げ祝辞といたします。

 平成30年1月7日

              南部町長 陶 山 清 孝